働きながらでも介護系の資格を取得することは可能です。厚生労働省が定めた場所で養成講座を受け、終了したという証明が得られれば、介護職員初任者研修を終了したことになります。この方法なら、フルタイムで働いている場合や、定期的な休みしかない場合でも、取得可能になります。しかも、1ヶ月程度の短期間で取得できるコースもあれば、夜間コースがあるスクールも存在します。夜間コースであれば仕事をした後に通うことも可能です。無理なく通えるように、振替制度が取り入れられているケースもあるので、残業などで遅くなることがあっても柔軟に対応はできるでしょう。
しかし、スクーリングの場合は、実際に食事の介助や体位交換などを行わなければならないため、仕事終わりに体力を使うこともあります。それが難しい場合やスクーリング場所が遠く、通うことが難しい場合は、通信制で資格を取得することをおすすめします。通信制は毎日通う必要はありませんが、課題の提出や実技のときにはスクールに足を運ばなければならなりません。そして、介護職員初任者研修を修了するために、合計で約4回程度の課題を提出する必要があります。さらに、実技を行うため、日中か夜間のどちらかで通わなければならない日があるということは把握しておきましょう。
とはいえ、中には働きながらの取得を支援してくれる介護施設もあり、無料で質の高い講座を受けることが出来る場合もあります。したがって、「働いていると資格取得は難しい」と諦めてしまうのではなく、それぞれのライフスタイルに合った方法で資格を取得を目指しましょう。介護業界は資格の有無が給与や昇進に大きく影響するので、まずはこちらのサイト(http://superhelper.biz)で資格についてリサーチしてみると良いでしょう。